スッテチアンドグルー工法の作り方(S&G工法)(6)

サイドパネルの中にボドムパネルを
入れたところ。
一部、針金を入れてあります。
サイドパネルとボドムパネルをあわせたところ。
針金はルーズに入れてある。
仮止めをしたところで、船体をひっくり返します。
ひっくり返して、正立させた船体。
上にのせてある棒は、船体のねじりを見るためにのせてあります。

これが河童流造船術の秘密。


船体を前後のシアークランプで吊る。これによって、外板にまったく
力がかからなくなり、フレームや型を使わない、ステッチアンドグルー工法の
最大の弱点、外板の変形がまったくなくなります。
このまま、全体の調子を見ながら針金をしめていきます。
前後、2本の棒が、完全に同一線上に重なっています。
船体のゆがみが、完璧にない証拠です。

それでも続く。