若狭湾、原発ツアー

2003年7月1日

福井県越前町

 恐ろしいことに、更新が10日もあいてしまった。もちろん、さぼっていたわけではなく、漕いでいたのだ。漕ぎ過ぎなぐらいに。

 この10日間の移動具合を見ると、
22日 境港→名和町
23日 名和町→泊村
24日 泊村→鳥取市
25日 鳥取市→浜坂
26日 浜坂→久美浜町
27日 久美浜町→丹後町
28日 丹後町停滞
29日 丹後町→高浜町
30日 高浜町→敦賀市
7月1日 敦賀市→越前町
と言う具合で、兵庫県1日、京都府(停滞含めて)2日という、恐ろしいペースで漕いでいたのだ。もちろん、ただ漕ぐだけでなく、温泉にもたくさん行ったし、いろいろなことがあったのだが、それはまた、おいおい書くことにしたい。というのも、また明日も移動するので、時間がないのだ。写真だけはたくさんあげておくけど、話の方はもうちょっと待ってね。

 それから、北海道が間に合わないので、新潟までポーテージするという話を談話室に書いたら、いろいろな反響をいただきました。北海道を知る人は、ともかく夏が短いから急げと言い、教え子は、そんなに飛ばしたらインチキやんか〜、ずるいぞ〜! と書いてきました。
 さらに、昔つきあっていた女からは、こう一言届きました。
「貴方の生き方、そのものね」
 ほっといてくれっ!

境港にて。
ラジオを聞いて遊びに来てくれた
たあぼうさんご一家。
珍しく漕いでいる風景。
これはなにかというと、名和町にあった、
後醍醐天皇が隠岐から帰るときに座った
と伝えられる石。
泊を出たあとで、雷に出会い一時避難。
夏泊というところで2時間待った。
だめだ〜というポーズ。
鳥取市にあった、なぞのドーム。
マジンガーZに出てくるバリヤーの
装置かと思ったら、高層観測用のレーダー
でした。
浜坂の温泉にあった温泉卵製造用温泉。
町営温泉の駐車場にある。
なかなか気の利いた設備である。
ちなみに、この温泉に入っている間に
雨が降り出し、帰りはびしょぬれになった。
久美浜にあった、エーコープ。
エーコープと書いてあるエーコープは
はじめて見た。
ここは野宿したが、蚊が多くて寝られなかった。
やはり夏場はテントがいいようだ。
久美浜は、湾となっているが、海とはこの水路で
つながるのみ。けっこう流れている。
しかも、地元の漁船はここをすっとばしていく。
丹後町の停滞風景。
実はなかなかいい温泉があって快適だった。
この日は日本海を低気圧が通過していって、
風がばんばん吹いていた。テントを強化して、
発電機を回し、充電をした。
もちろん、河童も横になり、充電したのは
いうまでもない。でも、かなりお疲れ。
温泉に行ってみたが、カニはいなかった…。
午後10時以降は、という断りが気になって
10時までならあるのですか?と聞いてみたが
自転車で行ける範囲には、やはりないそう。
でも、スーパーは2軒あって、河童程度の補給
には困らなかった。
高浜原発。
どうみたって授業の資料用写真。
若狭湾のポイントは、リアス式海岸と原発。
同じリアス式でも、三陸は津波とやませ、
宇和海は真珠の養殖と組み合わせが違うんだな。
詳しくは、河童の授業で説明します。
もんじゅとかわうそ号。
しかし、若狭湾は原発が多い。