やっと、岩手県最北端の種市町につきました。ここから8キロ北上すると、ついに青森県です。長くてうんざりしたリアス式海岸も久慈までで、ひさびさに普通の海岸を見て、波におどろいてしまった。リアス式海岸はほとんどがどん深なので、ぎりぎりまで寄っても大丈夫。平気で岩礁の間とか通ってきたんだけど、今日はちょっと危なかった。これからは普通の海岸モードに切り替えなければ。
さて、やっと電波も通じるようになったので、今日は写真をどっと出します。明日はいよいよ青森県八戸に到達する予定。明後日から天気が悪いみたいなので、八戸で少し停滞します。
宮守村から船越へ戻る途中。 遠野の千葉家の曲家前にて。 |
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この場所に見覚えがあるでしょう。 そう、プロフィールの河童写真の場所です。 帰ってきました、河童ぶち。 |
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竹竿にキュウリがぶらさげてある。 こんなちゃちなもので、河童を釣ろうという 魂胆が気に入らない。 怒る河童なのである。 |
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船越を出て、潮に負けてすぐ隣の 山田湾へ逃げ込んだ。 ここが逃げ込んだ集落。 見ての通り、人家がわずかにあるだけ。 携帯も通じず。 |
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ここが本州最東端のトドヶ崎。 潮は北から南へぐちゃぐちゃに流れていた。 蛇行していて、つかみどころがない。 |
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明神崎。 潮が一番速かったところ。 めずらしく後ろ向きで写真を撮ったのは、 こいでいないとあっという間に流されてしまい、 パドルがはなせなかったから。 ここは怖かった。 |
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前線通過で逃げ込んだ田老町水沢。 スロープがないので、沖止めにした。 ブイにもやいをまわし、後ろからも1本とって 横付けにして荷物を取り出した。 しかし、さすがに後部ハッチが開けられず、 テントを取り出すことができなかった。 |
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そして、そういう時に限って雨が降る。 これはアワビをもらったのだが、雨がひどくて シートをかぶって食べた。 もちろん、こんな時でもわさびとしょうゆは ちゃんと使った。 でも、寝たのはツェルト。 |
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ここが水沢。 右の建物はアワビの栽培所で、人家はない。 |
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田野畑村島越(しまのこし)。 駅がかわっていたので、写真を撮った。 何もないところなのだが、山の向こうに 竜泉洞という大きな鍾乳洞があって、 そのせいか観光客がけっこういた。 |
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これは今日。入港1時間前に前線に捕まった。 びしょぬれで入港したが、雨が止むまで着替えが できず、ひたすら寒かった。 |
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種市の駅。 列車は上下とも一日10本ほど。 |
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駅前にあったオブジェ。 手に持っているのはウニ。 謎である。 |