またしても、風邪引き河童

2002年8月16日

宮城県志津川町

 どうも体がだるいと思っていたが、どうやら風邪を引いたらしい。熱はないのだが、体が重く、少し動くだけで汗がふき出てくる。志津川に着てから、急に寒くなって、気温変化への対応を間違えた。

 このホームページの読者の大部分は、やはり名古屋を中心とした方だと思うので、現在の東北地方がどんな天気か想像がつかないと思うが、何しろ寒い。一日中、空には鉛色の雲がかかって、時々体にまとわりつくような、細かな霧雨が降ってくる。今日は少し回復したものの、青森などは2週間、青空が見えないそうだ。
 とはいえ、つい先日までは暑かったのだ。仙台に入る頃がピークで、最高気温が35度などといっていたのだが、その後急速に温度が下がり、今日など仙台の最高気温22度である。実に10数度も下がったわけで、名古屋というか、西日本では考えられない温度変化である。今日、「フレッシュフード」と看板の出ている、賞味期限が昨日のパンを売っている店に買い物に行ったところ、レジの中ではストーブがたかれていた。
 さすがに、一着しか持っていない長袖を出して着ているものの、出すのが遅かった。ここに来たはじめの2,3日、今までと同じように半袖、短パンで過ごしていたのが、風邪の原因のようだ。潜伏期間をおいて、今頃症状が出てきた。

 どうせ台風も来ているので、週明けまでこの小屋で停滞するつもりである。すでに明日から波が入ってくるようで、波の予想が2.5メートルほどになっている。あさっては4メートルだとか。
 しかし、ここは買い物に困る。特にタンパク質については絶望的で、先に述べた店で肉を買う気にならない。せめてと思って、卵を買ってきたものの、黄身がたつどころか、白身が洪水のように流れていった。どうも、とっくにひよこになっていてもよかったらしい。うーむ。