待望の南風が吹き出した!

2002年7月29日

福島県いわき市四倉港滞在中

 みな〜み風をまぁ〜ってる、と誰かの歌ではないが、ようやく南風が吹き出した。もっとも、今日の午後からだけど。天気予報では、「北の風、のち南西の風」。この「のち」が何時になるのか、朝から漁師と話題になっていたのだが、結局午後になり、今日も1日風待ちとなったのである。しかーし、明日はどう天気図を見たって南風が吹くはずなので、セーリングかわうそに変身したかわうそ号のすすみ具合を期待していて欲しい。めざせ仙台! あと140キロだって。

 というわけで、今日は船の整備をしていた。後ろのハッチのフレームが、自転車を入れる時にじゃまになるので、ナイフでけずってしまった。今のままでも入らないわけでもないのだが、今の状態で入れると、自転車が左によって、バランスが悪い。これまでフネを引っぱる時のころにする塩ビのパイプを右にのせてバランスをとっていたのだが、どうにも具合が悪いので、フレームをけずって自転車を真ん中にのせられるようにした。自転車の重量を考えると、もちろん真ん中にのせた方がいいに決まってる。かわうそ号はでかいし、角張っていて復元力が強いので、重量のバランスをあまり気にせずにすんでいるが、本来もっと気を使う場所なんだと思う。本来、デッキの上になんかものを載せるべきじゃないらしいが、フェザークラフトを使っていたころから、全然気にせずに乗っけていた。まあ、こけなきゃいいよの。ようするに。

 そんなわけで、まだ四倉にいますが、明日からは速い予定です。セーリングならば、疲れないので日没ぎりぎりまで突っ走ります。これまでの分を取り返すつもりでいるので、俊足かわうそにご期待ください。

ウニでございます。
またいただいてしまいました。
正直言って、ウニは蒸した方がおいしいと思います。
生はもういいよ〜。(贅沢)
ウニ漁に出かける漁師。
ここの浜は若い人がいない。
けずったフレーム。
自転車入れる時に当たって、荷物をすべて入れてから
何回か入れ直すハメにあった。
これだけけずれば、よっぽど大丈夫。
細かい改造はきりがない。
こーゆーふうになっちゃうんですよ、という例。
買い物に出かけている間に霧が出て、帰ってきたら
真っ白になっていた。
いつ出るのか、いつ消えるのか、漁師にもわからないそう。
河童にも、もちろんわからん。