並の波ではない。

2002年7月24日

小名浜港滞在中

 最近、どこの港に入っても台風がやってくるのだが、同時になぜか世話をしてくれる人もあらわれて、ここ小名浜でも、またしてもあらわれた「親切な方」にお世話になってしまった。昨夜は、この港のすぐ前に住んでいる永石さんという方のところに泊めてもらった。今日は、この永石さんに連れられて、次に入る予定だった四倉という港まで車で行って、港のすぐわきにある健康ランドで温泉に入ってきた。あいかわらず温泉三昧なので、帰ったら「海から巡る日本の温泉」という本を書こうと思っている。同時に「海から巡る日本の神社」「海から巡る日本の港」という本も出版予定なので、ぜひともお買い求めいただきたい。

 ところで、今日は名古屋の某FM局に出演した。半年ほど前にも一度出ているのだが、そろそろどこまで行っただろうかと話があったのだが、なにぶんにも河童が一番にいたいのは購読料のお願いだったので、なるべくひかえめに、なおかつ強力に話をしておいた。あまり書いてもおもしろくないと思ったので書いていないが、このホームページを作る間に、平均3回はフリーズするので、そろそろ限界がきている。おそらく基板のどこかが腐食して、接触不良をおこしているのであろう。ある日突然ホームページの更新が止まるという可能性は高いので、ぜひとも協力をお願いしたい。

 さて、今日の海の様子なんだが、一言で言うならば「ビックウェ〜ブ!」ということになる。朝、4時過ぎに海を見に行ったが、岩場は真っ白。小名浜港の外堤を波が越えている。かわうそ号をとめてあるのは、港の奥も奥、行きづまったところなので心配はないが、それでも港の出入り口から波が打ちこんでいるせいで、港全体の潮位が上がっていて、かわうそ号をスロープの一番上まで引っぱり上げた。ここのスロープは、高さが低いので、万一台風が直撃して高潮になると、スロープ全面が水に浸かるらしい。今夜はテントをスロープに張ったので、夜中に水が来やしないかと、密かに心配している。
 ちなみに、この波なんだが、午後にはさらに強くなって、外堤は完全に波に洗われるようになってしまった。明日の予報では、うねりをともなって4メートルという、今日より1.5メートルも高い予報が出ているので、どんな様子になるかは、明日のホームページを見ていただきたい。
 もっとも、それまでパソコンが保てば、の話でることはいうまでもない。

高いところから見た海。
小名浜港外堤の外の様子。
小名浜港外堤の中の様子。
上の写真はこの左手に当たる。
堤防の内側がこれなのだ。