またしても温泉三昧。

2002年7月18日

大津港滞在中

 当然であるが河童にはすでに曜日の感覚がない。というより、日付の感覚もなくて、ホムペを作る時に「ああ、今日は何日なんだぁ」と、やっと感じるぐらいである。気がつけば7月も半ばを過ぎている。しかし、あいかわらず大津に滞在しているのである。お世話になっている山形さんには、早く出ていってもらわないと気がかりでしょうがないと言われているのだが、明日は会津若松の自作仲間が遊びに来るし、山形さんには悪いが、ちょうど一週間の滞在で、土曜日に出発ということにしようかと思っている。

 パソコンの調子が悪いのは前にも書いたが、本当にどうしようもなくなってきた。昨夜は、ホムペを作ろうとしてスイッチを入れたが起動しなかった。今朝、ごちゃごちゃいじくってなんとか起動するようにはなったものの、崩壊の日はそう遠くない将来にやってきそうである。できるだけ塩分から遠ざけてはいるものの、多少の砂はどうやったってテントの中にはいるし、潮風は吹く。間違いなくパソコン内部で、腐食が進んでいるはずで、ここのところのフリーズも、その辺りが影響しているのではないかと見ている。こうなると直しようがないので、ご臨終ということになる。うーむ。

 ここでお世話になっている山形さんたちの集まりというのは、どうもかなりの趣味人の集まりのようで、話を聞いてみるとワインに凝った時には、ワインを何百本という単位で飲んだようだし、日本酒に凝った時には、これまた一升瓶がごろごろしていたらしい。その名残が今も残っているようで、集まりに誘われていくと、出るわ出るわ。ワイン、ビール、日本酒が山のように出てきた。
 それだけではなく、この中の1人、村山さんはソバ打ちが趣味で、打ち立てのソバをごちそうになった。みんな、ゴルフの腕もシングルなんだそうだ。昔、ヨットも持っていたそうだが、残念ながらいまは陸にあげてしまったそうである。

 今日は夕方から五浦観光ホテルというところの露天風呂に入りにいってきた。ここは本館と別館があって、どちらにも露天風呂がある。本館の方は和風露天風呂、別館の方は海が一望できる露天風呂なんだそうだ。海はもう見あきているので、本館の和風露天風呂の方に行ってきた。これがまた驚いたというか、感心したというべきか。
 ホテルに入り、露天風呂に近づいていくと、なにやら水音が聞こえてくる。おおー、温泉だぜー、などとうきうきしながら「殿方」とでっかく書かれている入り口に入っていくと、小さな脱衣所があって、いきなり風呂が待ちかまえている。露天風呂だ〜と喜んでいると、なんと風呂の向こうに滝が流れている。露天風呂の向かい側は竹や桜が植えられているのだが、この植え込みの下に、高さ2メートルほどの滝があるではないか。水音は、この滝の音だったのだ。滝を眺めながら、温泉に入るわけか。ううむ、なんという演出。すっかり感心して温泉につかると、どういう泉質なのか、どちらかというとぬるい温度なのに、すぐ汗が噴き出してくる。つかってはあがり、つかってはあがり、ぬるゆ好きの河童が、長居したのはいうまでもない。

 かわうそ号の方は、ちゃくちゃくとセーリング仕様に改造されつつある。マストまわりのセッティングがうまくいかなくて、少し苦労している。これがうまく使えるようになると、漕がずにすむので、少し時間をかけて工夫している。海賊さんのイメージとはちょっと違うけど、もうすぐセーリングかわうそがデビューするのは間違いない。アウトリガーも出すので、これまでよりも対候性も増すし、よりパワフルなかわうそ号になりそう。河童がなまけるのはたしかだけどね。

村山さん。
ソバ打ちが趣味なのだ。
ソバは5,6月が一番うまいらしい。
村山さんのお店についている宅急便の看板。
このデザインは見たことがなかった。
台風が過ぎたので、港に戻った。
さすがに昼間は暑くて中にいられない。
港に遊びに来た子どもたち。
どうでもいいけど、港でゲームボーイするのやめろよ。
今朝、港に揚がった伊勢エビ。
大漁だったらしい。
しかし、浜値を聞いて食べる気をなした。
そういえばその昔、生きているエビを焼いて食べたことが
あったなあ。あの値段は、一体どこから出てくるんだ?
これが一番でかかった。
露天風呂への道。
このへんから水音がした。
中に入っていくと、滝があるではないか。
春には滝の上に桜が咲いて、とてもきれいなのだそう。
滝の前でくつろぐ河童。
このぬるゆがたまらないのだ。
五浦観光ホテル