かわうそ号で旅をするに当たっては、いろいろ小道具に工夫がいる。たとえば、着るものに関しては、ほとんどすべて化繊のもので、綿製品は基本的にない。なぜかというと、木綿は着心地と吸水性はいいものの、一度濡れてしまうと乾くまでに時間がかかるからだ。もうひとつ話すと、河童は出発してからパンツをはいていない。インナーサポーター付きの短パンをずっとはいているので、パンツをはく必要がないのだ。これも、洗濯物を少なくし、手間を省く手段なのである。
もう一つはビデオの防水パックで、これは基本的に開けない。1時間のテープが入っているんだが、これが終わるまで防水パックはしまったままである。電池は3時間もつものを入れているので、自己放電を含めても、これで大丈夫なのだ。開ければ、それだけ水没やゴミ(塩分を含んだ砂が一番まずい)が進入する機会が増えるので、とにかく開けないことを基本にしている。当然、条件次第で結露して内部が曇る可能性があるので、はじめから乾燥剤を入れてある。撮ったテープはそのままベースに送ってしまって、河童はカメラの中に入っているテープと、予備を一本持っているだけである。
荷物を減らすことと、機械を壊さないためには、こうした工夫が不可欠である。本当はパソコンとデジカメも開けたくないんだが、これはどうしても開けないとホムペができないので、しかたなく開けている。こまめにタオルでふいているものの、塩分はじわじわと浸透しているようで、カメラの外部電源プラグはさび始めている。はたしているまでもつか…。
明日は、大津まで行くつもりだ。今日はうねりが残っているだろうと予想していたが、意外にもすっかり静かになっていた。例のセーリングの用意もできたし、南風が吹けばセールを出す予定である。いよいよ、セーリングかわうそ号が発進しそうである。明日も南風が吹く予想だし、行っちゃいますよ〜!
(12日朝、ドライバーを再インストールしてカメラが復活した)
すっかり静かになっていた海。 まだ波が残ると思ったんだけどねえ。 |
|
しかし、ちゃんと養蚕神社には行って来た。 えらく寂れた神社で、由緒の割に手入れが良くない。 |
|
川尻の町。 日立の工場があるので、スーパーとか コンビニとか店はたくさんある。 補給には困らないのだ。 |